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Channel: ちみかなのブログ

ニコリ141号。

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おはようございます、こんにちは、こんばんは。ちみかなです。

12月ですね、冬ですね、クリスマスイブですね。

なんだか12月も下旬、来週で2012年もいろいろと終わってしまいます。

前回のニコリコムオフ会のあとも、大阪で行われた関西ニコリスト忘年会のことだとか、

鳥取でも雪が積もっただとか、着ないコートを買っただとか、某氏がTwitterをはじめた

ことに対する所感だとか、いろいろ書きたいことはありましたが機を逸してしまいました。

それでも、これだけは年を越すまでにはあげねばいかんと思って、ブログの編集ページに

たどりついた次第です。


 閑話休題。


もう二週間も前のことになりますでしょうか。

ニコリの12月の新刊が発売されました。今月はパズル通信ニコリvol141、サラサラやさしい数独、

とびっきり数独、激辛数独12の4冊の発売です。

この中のニコリ本誌に自作問題を採用していただきました。ニコリ社様、ありがとうございます。

自作問題は

 ひとりにしてくれ 4(おてごろ)
 ドッキング漢字4 (たいへん)

の二問。まったく投稿していないにもかかわらず、掲載していただけたことに驚きを禁じ得ません。

ひとりにしてくれ、はゆるゆると流れをくみ取っていただければいいかな、と。ドッキング漢字は

上側の最上段で遊んでみました。


今号の目玉は「かぞえましょう」ではないでしょうか。家族で楽しめる問題でいいと思います。

そして、ついでに「このマークはなにか分かる?」と社会の勉強にもつながりますね。


数独本3冊は見事に、採用作はなし。まあ、これは仕方ないですね。たしか、前号の数独通信の

投稿作から選んでいると書かれていましたし。それでも、激辛数独を出すのなら、その一冊で

いいと思うのは自分だけでしょうか。


今年もいろいろと掲載していただけました。投稿をやめた分、来年は少なくなるのは必至でしょうが、

どうなるでしょうか。


画像は美術館です。カンペンはこちら

2012年 振り返り。

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おはようございます、こんにちは、こんばんは。ちみかなです。

今年もやっておきましょう。前年までは小説のカテゴリも書いていましたが

今年は何もやっていなかったので、今年は仕事・パズルだけで。

○仕事○

今年の一大イベントといえば、やはり鳥取への異動でしょうか。
最初は、一ヶ月だけだから、と言われていたのに、気付けば早半年。今のプロジェクト的にも
来年の職場は鳥取中心になりそうです。
鳥取は自然が多く、のんびりしていて良い所なのですが、その分、息抜きできる場所があまり
にもなくて。休日にたまに、大阪や東京に赴くのもいいかもしれません。

○パズル○

まずは今年一年の掲載振り返りを。
数独が8問、ワープホールが1問、ひとりにしてくれが2問、ましゅが4問、のりのりが3問
スラロームが1問、四角に切れが1問、ぬりかべが1問、ヤジリンが1問、ナンバーリンクが1問、
さしがねが1問、スリザーリンクが1問、ドッキング漢字が1問。以上25問。

前年が31題掲載だったので、それに比べれば落ちましたが、それでも、3月以降、本誌への投稿
を行っていないのにこれだけ掲載していただけてたというのはありがたいもの。まさか、投稿
していないのに本誌vol141でも問題を拾っていただけたのは予想外でした。
来年はどうなることやら。

今年は仕事、パズルともに停滞気味な形で年を越します。

来年は良いほうにことが進むといいなあ。

それでは皆様、来年もよろしくお願いいたします。

よいお年を!



パズル ザ ジャイアントvol.26。

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おはようございます、こんにちは、こんばんは。ちみかなです。

1月も半分が過ぎようとしているこの頃ですが、今年に入って最初の記事ということですので、言わせてください。

あけましておめでとうございます。

今年は寝正月な三が日を過ごしました。

ただ、仕事が始まってしまうと、もう年始とか関係なくなってしまいますけどね。


閑話休題。


さて、ニコリの1月の新刊、パズル ザ ジャイアントvol.26が発売されました。

公称15日発売ですが、一昨日、本屋に行ったときには並んでいたので、全国の書店でももう並んでいることでしょう。

そんなパズル ザ ジャイアントに、私の問題が採用されています。ましゅ ザ ジャイアントの2番です。

正月を思い浮かべたところ、出初め式の風景が思い浮かんだので、真ん中に梯子を配置してみました。

配置で遊ぶ、といえば、波及効果 ザ ジャイアントの1番(真坂川ラッコさん作)やヤジリン ザ ジャイアントの

4番(ぺんしるろけっとさん作)、LITS ザ ジャイアントの1番(ねこあい護家さん作)、スリザーリンク ザ

ジャイアントの4番(小見枝まやさん作)なども遊んでいて、見ていて楽しめます。

そして、すっげーなと思うのが、ナンバーリンク・ザ・スーパージャイアント(ぽっつさん作)。これ、チェッカーに

通してあるんだろうか。。。


まあ、なんといっても今回はすべてをチビクロ ザ ジャイアントがもっていってしまった感は否めません。あれは

ないよぉ~。

へやわけ5 & 数独通信vol24

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おはようございます、こんにちは、こんばんは。ちみかなです。

昨日、月ニコが届きまして、3/30(土)が放談会と知ったわけですよ。関西放談会が

会社の社員交流イベントとブッキングしてしまったため参加できず、ならばこちらは

絶対行ってやる! と意気込んでいたのが今日のお昼頃。ANAのサイトを見て、今なら

まだ早割りで安く済ませられる、なんて考えていたんですが……よくよく考えれば

3/30(土)は会社の入社式でした。鳥取勤務の社員は絶対参加なので、参加できず。うくく。

というか、多くの会社で入社式じゃないの? と思いましたが、社員全員出席の会社なんて

小さな会社ぐらいでしかやりませんよね。


閑話休題。


ちょうど10日前、ニコリ社から2月の新刊、へやわけ5と数独通信vol24が発売になりました。

今月は自作掲載はないので、素直に買いました。

まだどちらも手をつけられていないのですが、へやわけをぱらぱらと見た感じでは、

外見で遊んでいるものはないような。。。へやわけの遊びのひとつに、へやの数字が

図形上に並んでいたりするのがあるので、ああいうのを期待していたのですが。


逆に数独通信は、Easyでは数字の並びが綺麗なもの、Hardで数字の配置が綺麗なものが

目につきます。87(Hard☆☆☆ がじがじさん作)の問題なんて、この配置で作れるんだ

って思っちゃいましたもの。

まあ、気が向いたときに楽しみたいと思います。



画像はへやわけです。カンペンはこちら

西山ゆかりのもっと難問ナンプレに挑戦14。

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おはようございます、こんにちは、こんばんは。ちみかなです。

二月もあっという間で、もうあと2日で3月。早いなあ。

そういえば、今回のブログ用パズルのナンプレは、数独を作っていく上では絶対にしない

8x8の形で対称形というもので組んでみました。

新鮮な半面、一番上と一番右端の列は何があっても絶対に数字を置いてはいけない

という制約は地味にきつかったりしました。


閑話休題。

恒例の世界文化社、難問ナンプレシリーズの最新作 14が発売されました。

今回は西山ゆかりさんが担当。二回目の登場です。

見開きの左右の盤面で似たような配置・対になる配置という趣向が面白く、見ていても

飽きません。

ただ、飽きません、といって終わるのではあきません。

というのも、ナンプレはパズルなわけで、鑑賞物ではないのですね。(その側面もあるかもしれませんが)

解かないことには、本来の魅力を十二分に味わえない。

ということで、これまで家の中に散在していた難問ナンプレシリーズを集めて、久しぶりに解き始めています。

いつまで続くかは分かりませんが、続くまでやってみようと思います。


画像はナンプレです。カンペンはこちら

久々のブログ投稿。

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おはようございます、こんにちは、こんばんは。そしてお久しぶりです。ちみかなです。

みなさん、お元気でしょうか。

半年ほどブログを更新しておりませんでした。申し訳ない。3ケ月経ったあたりから、壁紙?が消えたのは

知っていたのですが、このまま死にブログと化していくのもいいかな、なんて考えてたりで更新していませんでした。

じゃあ、どうして今更新しているのかといいますと、なんといいますか、受験生がやたらと部屋の掃除をしたがるのに

似ています。


 閑話休題。


とりあえず、最近はまったりした時間を過ごしています。

仕事で、ちょっと提出しなくてはならない書類の締め切りが迫ってはいるのですが(上記の受験生が~のくだりに関連)。

個人的な小説なら、すらすらと、とまではいかなくても気付けば原稿用紙換算で100枚の産物ができるものですが、

仕事に関する書類となると、それに比して少ない文字数でいいにも関わらず、なかなか書けないものです。

その差にあるのは産物に対する責任の有無なんでしょうか。


鳥取は夏が過ぎ、昼間には田圃脇の水路に数匹の蛙が平泳ぎをし、夜は虫の声が聞こえてきます。窓をあければ涼しい

風が入ってくるのでようやくクーラーをつけなくても眠れる気温になってきました。


ブログをこれから再開(定期更新)するかは未定ですが、気が向いたら、更新しましょうかね。


さて、画像はぬりかべです。カンペンはこちら

会議の進め方(備忘録的ななにか)。

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おはようございます、こんにちは、こんばんは。ちみかなです。

先日、人間が運転しなくても勝手にハンドルがまわり、障害物があれば避けて走行する車、というのがテレビで

放送されていました。技術力の高さにすごいなあ、と思う一方で、これが実用化したら、タクシーやバスの運転手、

運送業者なんてものは必要なくなるなあとも感じました。

機械化が進んでいく世の中と雇用情勢の低迷。果たしてそこには因果関係があるのかないのか、なんてことを

漠然と考える今日この頃です。


 閑話休題。


今日は定時後に、面倒くさい会議がありました。(以下、一部フェイクあり)

議題というのが「仕事ができる人とは何か、仕事ができる人を評価するための指標を作る」というもの。

社員の中から適当に選ばれた数名が会議室で話しあってきめます。予定では半年をかけて。一か月二時間

以内に限り、残業代をつけていいことになっています。


この会議は会社からの命令で、この打ち合わせで作られた指標は、のちのち、従業員の査定に使われます。

つまり、昇給・ボーナス額の判断材料に使われるらしいのです。そんな責任重大な会議。


キックオフの今回。何名かは業務の都合で遅れての参加となりましたが、自分は最初から参加していました。

会議に出る前から疑問だった「そもそも仕事ができるって何よ」というのは出席者みんなが同じ思いだったようで、

会議が始まって早々、リーダーさんが「仕事ができるとはどういうことを指すのか、事例を挙げていきましょう」と

いうことになりました。シンキングタイムをとって、各人発表。


報連相がきちんとできる、だの、スケジュール管理を把握している、だの、なんのかんのといろいろ意見が出ました。

意見が出尽くしたところで、今度は意見をグループごとにまとめていきます。PGスキル的なこと、業務スキル的なこと、

コミュニケーションスキル的なこと、ヒューマンスキル的なこと、という風に。

……とまあ、一言でいえば「ブレインストーミング」をやっていったわけです。


そして一時間半が過ぎた頃でしょうか。遅れてきた社員さんが会議に参加され、一通りの流れを見たあとに一言。


「こんなやり方ではモレが出てしまう。こういうやり方で評価を決めていったら評価されるべき人が評価されなくなって

しまう。まずはこの会社にいる方の職業を念頭におきましょう。営業,PG,SE,PL,PM,事務。これでモレがないですね。ここから

トップダウン的に階層的に深くしていきましょう」


いわゆる「ロジックツリー」という手法です。が、じゃあこの次の階層はどうするの、となった時点でスケジュールが~

などと言い出して、その時点でモレがあるのでは、、、という話になり、結局、二時間が過ぎてしまいました。

また、近いうちに会議を開きなおすようです。。。(あぁ、○○○○残業かあ)



今日の会議を振り返って、思ったこと。

『仕事ができる人』という漠然とした議題に対して、「ブレインストーミング」は会議が滞留することなく進み、このまま指標

策定まですぐに決まるのでは、という流れだったので良いように思えました。ただ、反面、かなりのモレが出るだろうことは

予想されます。


一方、ロジックツリーはモレがないことを念頭に話を進めるので、評価されるべき人が評価されない、といった事例は防げそうです。

けれど、ロジックツリーは階層の切り口を個々人が決めることが多いので、大人数でひとつの議題を決める会議という形式では

向いていないし、『仕事ができる人』なんて曖昧な議題だとツリーが横に大きくなりすぎる予想が簡単に出来て、よっしゃやるぞ、

というよりは、ほんまに最終階層までモレなくできんの? という思いが強く残りました。


第三の手法を調べてみようと思いつつ、今日は筆を置きます。


さて、画像は美術館です。カンペンはこちら

さとがえりがよく分からない。

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おはようございます、こんにちは、こんばんは。ちみかなです。

秋ですね。秋といえば、食欲の秋。

マクドナルドではグラコロが発売し、アイスの爽では梨味を出してきています。いろんな限定商品が

でてきて、舌をじゅるりとしている自分ですが、そんな限定商品の中でもひときわ期待していたのが

ケンタッキーが出しているケンタッキーフライドフィッシュ。フライドチキンの製法を白身魚に活かした

という一品で、これは食べねばならん、という気を起こさせるもの。で、先日買いにいったわけですよ。

そしたら、「好評につき……」という言葉を店員からいただき、なくなくオリジナルチキン6Pとあげだし

チキン3Pを買って帰ったわけですよ。この話の教訓は、思い立ったが吉日、です。


 閑話休題。

二コリコムでさとがえりの問題が出題されて、早数ヶ月。本誌で解いたことがないだけあって、ルールが

いまいちぴんときません。ルールがぴんとこないものだから、出題されていても、手をつけようという気が

なかなかおこりません。そういうときには作って覚えるのが一番、というのが私の自論なので、(めりりんさんが

PencilBoxにさとがえりを追加してくださっていることもあり)、作ってみました。

とりあえず、今回は「1x1マスのブロックに着目して、その上下左右を見渡して、そこにこれる○がひとつだけ

だったら、その○は1x1マスブロックに向かってまっしぐらだ」理論をテーマに作ってみました。っていうか、

これ、名前ないんですかね。



仕事のほうで、以前デスマっていたプロジェクトに再投入されることになり、忙しくなりつつあります。

なので、ブログが完全停滞に陥る可能性が高くなり、そうなる前に記事を起こしてみました。


画像はさとがえりです。カンペンはこちら



そういえば、こういうのって上級手筋で使われてたりするのかな。

一見、どの数字も二方向以上にいけそうだけど、左下の②の移動先ブロックから考えると、その右上の①が行ける方向は……という手筋。

2013年 振り返り。

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おはようございます、こんにちは、こんばんは。ちみかなです。

2013年も残り1時間を切りました。今年はどうしようかと思いましたが、

一応慣習ですので、振り返ってみたいと思います。

○仕事

今年は一年ずっと鳥取で仕事をしました。デスマーチと呼ぶレベルではないのでしょうが、
それなりに頑張ったように思います。ちなみに、今日が仕事納めでした。本当は実家に帰る
予定でしたが、それも無くなり。。。1月6日までは6連休です。

鳥取はプロジェクトが本当に二分します。忙しいプロジェクトと暇……というか、スケジュ
ール通りに進むプロジェクトと。この違いがやはり、あることの違いに結びついているのが
いかんとも。

来年も鳥取一年の年になるか、東京や大阪(はたまた別のどこか)になるのか、それは楽しみ
です。。。が、できたらひとつのプロジェクトに長くついていたいのが本音かな。世にいう
キラキラ退社なプロジェクトに参加したい。

○パズル

今年は停滞期でした。もともと、パズル制作をやめようという思いはありました。
というのも、パズルを作っている時間を会社の他の方は勉強に充てているのかなあ
などと漠然と考えていたからです。
しかし、実際にやめてみると、学生時代にやっていた素人小説執筆活動欲やギャンブル
欲が出てきてしまって、結局、あまり意味がない。
という感じで、2013年後半はまた、ゆるゆるとパズルを作り始めていたりします。

例年だと、パズルがどれだけ掲載されたかを書いていましたが、今年は書きません……
というか、書けません。例年は掲載されるたびにブログで報告していましたが、それを
やめてしまったから。雑誌を確認していけば書けるのでしょうが、それだけの気力が
ありません。
来年は、パズル掲載報告だけは欠かさずにやっていけたらと思います。



今年はなんだか、本当にあっという間の一年でした。去年の大晦日、兄と

蕎麦屋を探しまわったのですが、その思い出が一年前だなんて信じられない。

それぐらいに早かったです。ブログはあまり更新できなかった一年ですが

これは来年も同じかなあ、なんて思っています。

それでは、皆さん。来年もよろしくお願いいたします。

よいお年を。



最後に、今年のペンパ本依頼で作ったけど載らなかったナンバーリンクをここで供養します。

カンペンはこちら

大きすぎる場合は、「表示」→「表示サイズ」で全体サイズを小さくしてください。

ニコリのスケルトンのテーマを見てみよう(一部お願い)

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この記事はペンシルパズル Advent Calendar 2023の10日目の記事です。

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おはようございます、こんにちは、こんばんは。ちみかなです。

まさか10年の時を経て、このブログに投稿する日が来ようとは、自分自身、

思ってもみませんでした。

10年、いろいろありましたが過去の記事を今読むと、たくさんのことが思い出されます。

閑話休題。

さて、本日は株式会社ニコリの刊行物発売日ですね。

狙ってこの日を選んだわけではなく、土日のどちらかで、早めがいいなで選んだらこの日でした。

今月はパズル通信ニコリ185と難関数独14、超難関数独14

前ふたつは私ことちみかなの自作問題も載っていて、以前(10年前)は、このブログで

紹介していたのですが、X(旧Twitter)の登場によりそっちに完全移行していってしまいましたね~。

で、自作問題が載っているということは、今もパズルの制作や投稿は続けている訳ですが、

今年2023年を振り返ってパズル的な一番のチャレンジはなんだろうか、と考えると

スケルトンパズルを作りはじめたことなんですね。

で、スケルトンパズルを作りはじめてみると、あることが気になって調べればすぐに済む話なのですが、

なかなか重い腰はあがらず、なので、これまで存在は知っていたけれど参加は二の足を踏んでいた

アドベントカレンダーに今年は奮起して登録し、スケルトンパズルについて書こうと思った次第です。

スケルトンパズルって? まず、スケルトンパズルとはなんぞや。

このブログの読者には釈迦に説法かもしれませんが、一応。

スケルトンパズルはペンシルパズルの中でも言葉のパズルに分類されるもので、

骨組みのような盤面にワードリストの言葉を埋めていくパズルです。

ニコリさんでも出題されていますが、他の出版社からも専門誌が出るほど一般的なパズルです。

ルールはこちら

クロスワードのように知識もいらず、ナンクロのようにボキャブラリーもいらない、

気楽に楽しめるパズルです。

スケルトンパズルは解くのも楽しいですが、作るのも大変楽しいパズルです。

たとえばスケルトンパズルの亜種として、セルフスケルトンなんていうパズルがあります。

これはワードリストと一部の文字が入った盤面が与えられて、そこからスケルトンを復元していく

というもので、作り手がよく「解くように作る」といいますが、このパズルは

さしづめ「作るように解く」パズルといえるでしょう。

本題 さて、いざスケルトンパズルを作ろうとすると序盤でつまづくことが多いです。

いわゆるテーマ選び。

個人で遊ぶ分にはテーマで縛るなんてことをしなくていいのですが、ニコリに投稿する場合はテーマが

必要になってきます。「〇〇のスケルトン」というタイトルにあたるやつですね。

で、テーマは基本、作り手が自由に選べばいいのですが、そうはいってもいくつかの制約があります。

・テーマに紐づくワードが一定数以上、豊富にあること。
(日本の四季、なんてのをテーマに選ぶと紐づくワードは4つになってしまいます)
・ワードの文字数にばらつきがあること
(必須条件ではないですが、ワードリストが全て5文字とかだと、取っ掛かりがなくてアゼン級になってしまいます)
・公序良俗に基づくこと(罵倒語、とかで作問してもニコリには載らないでしょう)
・著作権などの諸権利を侵害しないこと

で、そうやってテーマを決めると、ふと、ある疑念がむくむくと起き上がってきます。

――私が取り上げるテーマ、もう誰かがやってなくね? と。

今回、記事を作成したかった一番の動機がコレで、パズル通信ニコリは今号で185号。

長い歴史があります。

一方で、凡人の頭なんてたかが知れているので、「日本の文豪!」とか

「山手線の駅の名前!」とか考えても、すぐに「ありきたりすぎて他の誰かが投稿、

バックナンバーに掲載されてそう」という疑念が頭をもたげるのです。

なので、ニコリのバックナンバーに載っているスケルトンのテーマがどこかにまとまって

いたらいいのに、と思いましたが探してもありません。(私の調査不足?)

てなわけで、自分の手元にある号をひとつずつ見て、調べました。

それでは早速、表を見せましょう。ドンッ!

号スケルトンタイトル作者
(敬省略)サイズワード数テーマ 95掲載なし 96三文字五文字スケルトンエルEL23x23144テーマなし97掲載なし 98ディズニー作品スケルトンエルEL20x2029ディズニー作品 99ヨーロッパの城スケルトンエルEL20x2037(気楽に城特集)ヨーロッパの城 1003文字バラバラスケルトン大統領19x27198(私も脱帽あのパズル) 101(持ってない号です) 102(持ってない号です) 103(持ってない号です) 104バラの花スケルトンエルEL20x2035バラの品種 105(持ってない号です) 106掲載なし 107(持ってない号です) 108(持ってない号です) 109(持ってない号です) 110(持ってない号です) 111写真スケルトン保根久美11x1121テーマなし
(巻頭パズル。写真の名前を入れていく) 一が命のスケルトンエルEL20x2040「一」が入る言葉 112三文字五文字スケルトンエルEL23x23144テーマなし
(私も脱帽、あのパズル選出作) 113九九スケルトンキャプテン九九15x1520九九 114言い回しスケルトンエルEL20x2037言い回し 懸賞パズル2(ニコリ編集部)15x1526春の季語 115おばけスケルトン郷巣斗15x1529おばけや妖怪の名前 わんわんスケルトンぴーかぼ20x2037犬の品種 116掲載なし 117新年の季語スケルトンぴーかぼ20x2067新年の季語 118名画への誘いスケルトンエルEL25x4088映画の邦題 119掲載なし 120(持ってない号です) 121(持ってない号です) 122(持ってない号です) 123(持ってない号です) 124(持ってない号です) 125(持ってない号です) 126チョウチョウスケルトンぴーかぼ20x2040チョウチョ 127(持ってない号です) 128燃える秋スケルトンエルEL18x1837紅葉する植物 129(持ってない号です) 130(持ってない号です) 131カメのスケルトンぴーかぼ20x2039カメの仲間の名前 日本の名作スケルトンエルEL25x4091日本文学の作品 132懸賞パズル2(ニコリ編集部)13x1328漢字で書いたときに「三」「十」「年」のいずれかが入る言葉 133まくスケルトンぴーかぼ20x2055「まく」のつく言葉 134鬼の居ぬ間にスケルトンぴーかぼ20x2052「鬼」のつく言葉 135歌舞伎スケルトンぴーかぼ20x2058歌舞伎に関する言葉 136掲載なし 137いろはがるたスケルトンエルEL20x2027いろはがるたの歌(一部だけのものあり) 138油いっぱいスケルトンぴーかぼ20x2052「油」のつく言葉 139星座のスケルトン体脂ぼーん20x2038星座の英語名 140バス停スケルトンぴーかぼ20x2060名古屋市の市バスの停留所 141掲載なし 1423文字の人スケルトン体脂ぼーん20x2041漢字で書くと3文字の歴史上の人物 143(持ってない号です) 144きつねかたぬきのスケルトンまいなすよん20x2044きつねかたぬきに関係する言葉 145掲載なし 146さくらさくらスケルトンエルEL20x2042桜の品種 147掲載なし 148きのこのスケルトンエルEL20x2041きのこ 149特集パズル・スケルトンパズル1冴戒椎也20x2051サッカー用語 特集パズル・スケルトンパズル2体脂ぼーん20x2036太陽系内の衛星の英語名 特集パズル・スケルトンパズル3エルEL20x2033安土桃山時代に活躍した武将 特集パズル・スケルトンパズル4体脂ぼーん20x2062東北地方の道の駅 スケルトンパズル・ザ・ジャイアントエルEL25x4078名水百選・平成の名水百選 150世界の歌スケルトンエルEL20x2039世界各地の歌 151さかさにも読むスケルトン父親と息子13x1334テーマなし
(順読み・逆読みが可能な二次熟語がリスト化され、順読み・逆読みのどちらかが入るという趣向) 152神奈川県の駅のスケルトン魔法使わぬサリー20x2055神奈川県にある鉄道の駅 153江戸言葉スケルトンぴーかぼ20x2059江戸言葉 154ウソがいっぱいスケルトン雁野敏生25x1835テーマなし
(「ウソ」は1マスに入る趣向) 155きらきらスケルトン体脂ぼーん20x2054一等星、二等星 156珍味三昧スケルトンエルEL20x2042日本各地の珍味 157(巻頭パズル)接写DEスケルトン近出蓙流7x712テーマなし 世界の名作スケルトンエルEL20x2037文学作品 158スケルトンパズル・ザ・ジャイアントエルEL25x4087絶滅危惧動物 159宝石スケルトンクエン酸20x2048宝石 160掲載なし 161掲載なし 162日本の歌スケルトンエルEL20x2045日本の歌百選 163日本の野生ランスケルトンエルEL20x2042日本国内で野生しているラン 164スケルトンパズル・ザ・ジャイアントエルEL25x4070日本各地の橋 165掲載なし 166(持ってない号です) 167姫と太郎のスケルトンサリー20x2052「姫」か「太郎」がつく言葉 168日本の伝統工芸スケルトンエルEL25x4081伝統的工芸品 169かいがいしいスケルトンhirachan220x2051日本の海で見つけられる貝 170掲載なし 171埼玉の駅スケルトン魔法使わぬサリー20x2061埼玉県内にある鉄道駅 172雨の言葉のスケルトンぴーかぼ20x2056雨にまつわる言葉 173ラテンの名曲スケルトンエルEL20x2037ラテンの音楽 174東京の道スケルトン冴戒椎也20x2045東京都を走る道 175高山植物スケルトンエルEL20x2038高山帯や亜高山帯で見られる植物 176ウイスキーのスケルトンhirachan220x2043ウイスキーの銘柄 177掲載なし 178紋のスケルトンhirachan220x2050紋の名前 179掲載なし 180けん玉の技のスケルトン20x20けん玉の技 181寄港地のスケルトン20x20寄港地 182古典落語のスケルトンhirachan220x2052古典落語の演目 183パスタのスケルトンhirachan220x2047パスタの種類 184絶景の寺社スケルトンhirachan220x2045美しい景色が楽しめる寺社 185樹木のスケルトンUNPARU20x2049樹木の名前 隠れことわざスケルトン伊澤聡真15x1610特集パズル。リストにある文からことわざを見つけだし、そのことわざをマスに埋める
うーん、gooブログに表形式は適してないなあ。。

リストの最初が95号なのは、単純に私が持っている号が95号からです。

まあ、こうしてリスト化してみると、「作者はエルELさんと体脂ぼーんさん、ぴーかぽさんの三強で、

最近はhirachan2さんが活躍してきているんだな」とか、「20x20でもワード数に大きな開きが

あるんだな」とか「テーマを絞る方向以外に、特定文字が入る言葉を集めたスケルトンも

あるんだな」とか見えてきますね。

なお、181号、182号は確実に家の中にあるはずなのに、探しても見つからず

ニコリHPの見出しPDFで確認できる情報だけ掲載しています。また、ワード数は目検なので

間違っていたらコメントで指摘いただけると幸いです。

(私が持っていない号のスケルトンも、コメントいただけたら更新します)

それにしても「神奈川県の駅」や「静岡県の駅」というのは作者の顔が見えるようでいいですね。

私だったら「鳥取県の駅」とか作ればいいのかな。

てなわけで、スケルトンを作ろうと思った方は是非、上記リストでテーマかぶりの回避にお役立てください。

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ブログも少しずつ復活できたらなあ、と思いつつ、次の更新はいつになることやら。

まあ、来年のことをいえば鬼が笑うといいますし、風の向くまま気の向くまま、ゆったりやっていこうと思います。

では。



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